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青い雪だるま

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さよならへ辿る嘘

こんばんは。 初めてブログで書きます。
ペルソナ3、主みつです。
PIXIVにも載せます。


「好きです、美鶴先輩」
僕はにこやかにそう告げる。
告白される美鶴先輩は本から目を離し、溜息混じりに僕を見る。
「・・・君の嘘は聞き飽きた。」
そう言いながら顔が少し赤い。その顔から悟る美鶴先輩の感情が僕を悲しくさせる。

いずれ僕は、消える存在だから。

「そうですか、今日も騙されないですか」
僕は好きだと言った後、いつも

『嘘ですけどね』

と言う。この人には僕を嫌いになってほしいから。
こんな嘘を言う人だと失望してほしいから。
悲しませたくないから。

「なあ、聞きたいことがあるんだ」
美鶴先輩は言う。僕は微笑んで何でしょう?と言う。
何を聞かれても、美鶴先輩が嫌う答えを僕は出せる。
だって、僕は―――

「君は、何故好きだと言うたびに悲しい顔をするんだ?」

僕は目を見開いて固まる。自分でそんな顔を出した覚えはない。無意識なのだろう。
僕は深呼吸をして、目を閉じ、言葉を探す。
「それは・・・嘘をつく罪悪感からですね」
「だったら嘘をつかなければいいじゃないか」
「・・・」

僕はいなくなる存在だ。
だから、本当に好きだとは言えない。言ったら、僕がいない世界でこの人は悲しむから。
でも、言いたい。この人に好きと言いたい。
僕がいなくなる前に。例え、嘘だと偽っても。

「嘘をつきたい年頃なんですよ」
「だが・・・」

「美鶴先輩、好きですよ」
「・・・」

赤い顔で美鶴先輩は黙る。
その顔を見て、抱きしめたくなる。ずっとそばにいたくなる。
でも

「嘘ですけどね」

彼女の心を守りたい。
だから僕は死ぬまで嘘をつく。
僕の心が狂おしく愛を欲しようとも。


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